ブラックミラーシーズン4 1話『宇宙船カリスター号』の感想〜VRとクローンと五億年ボタン〜
自分のクローンがゲームに閉じ込められて好き勝手されるのはどう思う?
オンラインゲーム「インフィニティ」の開発者でもあり変態CTOでもあるロバートは、リアルの世界では従業員から舐めらてれる存在。
でもインフィニティの中では超カッコいいスペースフリート号の船長!
乗組員、モンスター、宇宙海賊とかのNPCは全員従業員達のデジタルクローン。
ロバートの変態妄想世界に閉じ込められたデジタルクローンは、ロバートに妄想世界を楽しませつつ脱出を試みるが……!
辞めたくても辞められない80年代スペースオペラの世界って最悪だよね!スポック船長みたい格好をさせられてLLAPな生活を強いられるなんて耐えられないよ!
というか、他人の妄想は聞く分には楽しいんだけど、実際にやらされるのはやだよね。なんなら妄想主がヒーローだった場合はもう最悪!。"ごっこ遊び"で称賛する役を任されるやつは昔よくやりましたよ!
で、クローンといえば『シックスデイ』みたいな"立場の奪い合い"がよくあるパターンかもだけど、今回の話はクローンとオリジナルが絶対に交わらないオフラインの仮想現実。
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こうなってくると怖いのが、「どこまでの世界に感情があるのか」って話で、たとえばドラクエの「ここはサンタローズの村だよ」の人にどこまで感情があるのかって話じゃない?
隣に看板があるのに「ここはサンタローズの村だよ」ってセリフを延々と続けるバカがなんで11もあるタイトルで皆勤賞なのかっていうと、もしかしたら開発中になんかやらかした人が罰を受けてるのかも、、なんてことも考えちゃうよね!
あと今はスゲー見分けのつかないフェイクポルノが出てきてるわけでして、自分とは関係ない人が自分とは関係ない場所でめっちゃエロいことしてるけど顔は自分!みたいな、知らない間に知らない人のズリネタにされてるのって知らないからセーフなのかしら、あー気持ち悪い!ちなみにこの動画はオバマは出てないみたい。オバマが到来!!
で、この話が、もっとリアルに寄せたバーチャル地球だったら話は別なんだけど、いかんせんスペースオペラ。だから話がこじれずに無駄にポップでコミカルに展開していくのがすげーブラックミラーだなぁ〜って思いました
宇宙海賊の「俺たちライバルだよな、潔く殺してくれ…!」が本気で殺してほしそうで、ちょっと笑っちゃった!
あとさ、このクローン達の目的がラストでコロッとすり替わったのは意図的だったのかしらん、終わり方は爽快っちゃ爽快だけど、心地よいモヤっとが残ってて私は結構好きでした
そうそう。みんなは五億年ボタンがあったら押す?押さない?
ブラックミラーシーズン2 ずっと側にいて(Be Right Back) 感想
ブラックミラーが楽しいからまた感想を書くよ。
ブラックミラーシーズン2
1話 ずっと側にいて(Be Right Back)
恋人を事故で失った主人公が、恋人AIを不謹慎だと思いながらも利用する話。
『本物』の恋人はすでにもう死んでいるから、擬似的に蘇らせるのは『偽物』であって、倫理的によくない、気味がわるいって主人公は思ってるんだけど、蘇らしたら案外癒されちゃったりして……
今回の話は、最終的にAI恋人を破棄して、新しい人生を受け入れる。って話でもなければ、恋人を二回失う悲しさと、クローン技術への倫理的問題提起とかそういう話でもなくて、一番不自然な形を自然に受け入れる次の世代と、それを受け入れる微妙な主人公。っていうみてる人を一番微妙な顔にしてくるような感じの話でした。正直サイコー。
自分たちが生活しているリアルな世界でも、死んだあともSNSで発言し続けるサービスはちょっと前に話題になった。あんまり普及しなかったけどね。なんか気味わるいし。
ちなみにこのサービスは『LIVESON』っていうみたいなんだけど、公式ツイッターはサービス開始一年足らずで更新をやめちゃってる。世界的にもウケなかったみたい。残念。
実際に死後も発言し続けるアカウントといえば、2014年に亡くなった河原温がいる。
彼のツイッターは死後から毎日「I AM STILL ALIVE #art」って呟き続けていたけど、昨年7月についに更新されなくなっちゃいました。
彼の死後からつぶやきを追っかけていたわけじゃないからアレなんだけど、つぶやかなくなっちゃったらなっちゃったで、それはそれでさみしくなっちゃって不思議な感じするよね。
今回の話を見て「蘇る」ってどこからのことを指すのか、いつか曖昧になるんじゃないかなぁとかが気になりました。
「蘇る」とはなんぞや。
昔は、傷口にばい菌が入ったら死亡ッ!!悲しみッ!!みたいな生活していたと思う。多分。
で、傷口にばい菌が入ったのに死なないサービスがあったら、気味悪くてなかなか普及しなかったりしたかもしれない。
崖から落ちたヤツも帰ってくると、「蘇った」とかいわれてるよね。
最近は崖から落ちたヤツは絶対に蘇るから、逆に蘇らないと何してんだよってなったりする。
ちなみに『るろうに剣心』でもヒロインが蘇る。
本人からしたら「勝手に殺すな」なんだけど、そいつも一部の人には気味わるく思われちゃったりするよね。
ディカプリオも『レヴェナント』で蘇って初めて主演男優賞を受賞したから、蘇るのは気味わるいことだけど、偉大なことだったりもするらしい。
「蘇る」の意味は、みんなが死んだと”思った”ところから帰ってくるっていう時代によって意味が変わるふわふわしたものなのかもね。
医療やら何やらが進んできて死のハードルがどんどん上がってきてたり、アルコー延命財団っていう延命財団は利用者をコールドスリープ(仮死状態)にして、未来で蘇らせる取り組みを行っていたり、現状「死」がどんどん離れていってます。
多分いいことかもしれないけど、現状より革新的な技術はなかなか受け入れないよね。
もしかするとリアルな死後の恋人と話せる未来が、いつか本当に来るかもしれないぜ。だから早く恋人を作ろう。!頑張ろう日本!私!
話は少し変わるけどアルコー延命財団の管理状況が適当すぎてサイコーだから気になったら調べてみてね。
- 作者: ラリー・ジョンソン,スコット・バルディガ,渡会圭子
- 出版社/メーカー: 講談社
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ブラックミラーが面白いから感想を書いた
ブラックミラーシーズン1を見たよ
近未来ディストピアのオムニバスでシーズン4までAmazonプライムビデオとNetflixで配信してるみたい。自分はNetflixで見たよ
シーズン1は1話40分くらいでで全3話だからみんなも見よう!!
1話 人生の軌跡のすべて(The Entire History of You)
記憶を再生できるチップが体に埋め込まれているのが当たり前の世界。
自分で確認もできるし、誰かと一緒に見ることもできる。
言った言わないで、人間関係がほつれることはあるけど、その答え合わせができちゃう世の中ってスゲー生きづらそうだなぁって思っちゃった。
スゲー便利なテクノロジーが"全員"を幸せにするかどうかは、びみょーなんだなぁってなるけどスマホはやっぱり手放せないよね。
「モヤモヤするのは気持ちが悪いけど、スッキリさせないほうが良いものもある。」なんていわれたらまたモヤモヤしちゃうけど、今感じてるこのモヤモヤってちょっと楽しいかも。
2話 国家(The National Anthem)
イギリスの公爵夫人が誘拐される。
犯人の要求は「豚と首相のセックスの生放送」
見る人の感想はたぶん「面白かった」がほとんどだと思うくらいチョー面白い。
でも「面白い」のその奥が全然見つかなくてスゲー不思議な気持ち。
豚とセックスを強いられる首相と、それをどうにか避けようとする滑稽さとか、話の突拍子の無さからくる「シンプルな面白さ」もあった。
作中の視聴者(イギリス国民)と作品の視聴者(自分)が同じ立ち位置に立たされるから、スゲー作品に入り込まされて「リアルな面白さ」も感じた。
自分の思ったことが作品の世論として出てきて、自分の考えが転がると作中の世論も転がってで、知らないあいだに誘導されてたつて感覚も見終わってから感じて「何だこれはぁ」ってなってます。
最終的に「面白かったッ!」って噛み締めちゃうような「面白さ」へのアプローチの仕方がサイコーな作品でした。
3話 1500万のメリット(Fifteen Million Merits)
管理社会の下で自転車発電を続ける毎日。
自転車発電をしている人たちの娯楽は、オーディション番組、動画、アバターの見た目を変えるとか、「本物」を相手にすることがほとんどない。
唯一「本物」と接する機会といえば黄色いユニフォームを着た清掃員(レモン)をバカにするくらい。
主人公が信じた「本物」も主人公の行動がきっかけで「偽物」になっちゃってそのディストピアに立ち向かうっていうよくある話でした。
自分たちの世界も「バーチャルなもの」に夢中になったり、「思考停止した大多数に消費させるコンテンツ」が溢れてたりだとか、そう感じちゃってる今作の主人公と同じ考えの人は多いと思う。自分もそうだしね。
でもまって!ネットフリックス!ツイッター!はてなブログ!ない生活なんて信じらんない!
人によって「偽物」と「本物」の区別は全然違うだろうし、本質を「客観的」に見えてるって人は、「自分の生きる社会から見た主観」であって本質なんてそもそもないんじゃあないのかしらんって思っちゃうよね。
結局この話は「もの」の見方はその時の自分次第で変わってくから、どれが正解ってわけでもない。って捉えていいのかしらん。
特に起伏なく話が進むから、自分の生きる社会と作中の社会の比較がゆっくりできて頭痛くなりまひた
怖いと思うシチュエーション
怖いと思うシチュエーション
普通に生きててありえないことが起きると超怖いな。って帰りの電車で思ったから今から思いつく怖いシチュエーションを紹介する。
できるだけリアルに想像すればするほど 怖いから中途半端に想像するのがお勧めです。
トイレの電気スイッチが口
夜は暗いからトイレに行くまでは暗い部屋を歩かなきゃいけない。
眩しいのは目が覚めちゃうから部屋の電気はつけないと思う。
でもトイレの電気はつけないとなんか違うからトイレのドアの横のスイッチを押そうとすると思ったところにスイッチがなくてズボッて指が入る。
これだけでもう怖いけど、これには続きがある。
口の方も急に指を突っ込まれるわけでオエッってなるから思わず「オエッ」って言っちゃうと思う。
びっくりして電気もパチパチ点けたり消したりするはず。
だから部屋は「オエッ」って音と点滅するトイレの電気でその部屋は超怖い部屋になるはずだと思う。
顔が近いキリン
キリンは思ったよりもデカい。しかも臭い。
感触が眼球のブックカバー
玄関に置いてある見知らぬメガネケース
信号待ちの時にすごい見られる
すごい話してくる2mの祖母
テーブルの下にいる青年
時速1万キロの露出狂
どこにいても出してくる。ボロン。悲しい時も、怒ってる時も、目の前に絶対出してくる。
意外とすぐに怖いものは思いつかなかったけど、今日の電車は広告が一個も貼ってなくて超怖かったです。
あとベビーカーに薪が置いてあったのも怖かったです
初めまして。私はこういう人です
他人の過去の実績や失敗を聞かされても「死ねッ!」としか感想は抱かないかと思います。
しかし、初めての記事なので今回は
「自分の現状」と「今後のブログ運営について」
少しだけ書こうと思います。
死の6回生
私は社会人をしながら大学に5回生として在籍しています。
留年が決まった大学四年の3月。
不足単位が6単位と「ギリギリ足りない〜」と自信を持って泣けるような数ではなく、「でも辛いゾ。」とまぁ中途半端です。
しかし6単位程度であれば、真空状態でも取得可能なため、半期で取得することができました。
幸い職には就くことはできたので、週に一度大学に通いながら仕事をさていただきます。ラッキー!
恥を知る。
ここまででわかるように自分はだらしない人間です。
それに気づかず23年間生きてきたことに、とても恥を感じています。
また1つの恥に気づくことで、ほかの恥もたくさん見えてきました。
- 足の指が長い。
- 目つきを意識して悪くしている。
- アメリカのことを一番知っていると勘違いしている。
- 歩くときに首が水平に移動してるように見える。
- ついでに歩いている時の手首が柔らかい。
- 他人の目を気にして、あえて部屋で全裸になっている。
- 部屋で全裸は毎日じゃないのに、毎日全裸の心持ちでいる。
- 座ってオナニーできない。等…
恥の変態
恥を数えると気づけば朝。
なんてことはなくて、だいたい数えることに飽きてしまい「それもまた恥だッ!」と恥を見つけない自分に恥を感じ、達成感を得ることもあります。
恥を見つけては「恥ッ!!耳ッ!!心ッ!!」といった具合に喜ぶ毎日。
留年が重なった私は、恥の発見に喜ぶ変態になってしまいました。
また、恥に敏感になった変態は、自分以外にも厳しく目を向けます。
人を見るたび「あっそれって恥だよね。」「これって恥じゃない?」と心の中で唱えては自分を嫌いになっていく次第です。
『菊と刀』は良い
少し脱線しますが、ルースベネディクトの『菊と刀』はタイトルは聞いたことがあるかと思います。
『菊と刀』では日本の文化を西洋と比較研究していて「恥」についても述べられています。
そこでは日本の文化を「恥の文化」西洋の文化を「罪の文化」と分類されています。
「今は恥よりコンプラな感じだから恥がなくなっちゃう!」
「恥がなくなっちゃうと日本がやべえ!」
みたいなことが書いてありますが、私は「日本をヤバくするのを阻止してるのかも!」とかは思ったりはせず、ただただ、恥で自分を呪う毎日です。
『菊と刀』はスゴい好きなので、いつか機会があれば詳しく紹介したいと思いますが、今読みたいマンの方は安く売ってるので、買ったらいいかと思います。
社会問題と私
話が逸れてしまいましたが自分を嫌いになってしまい、生きていくことが難しくなり、世界を呪っちゃう方は多くいらっしゃるかと思います。
私もその一人です。
しかし、私の場合は自分を嫌いになる原因が「恥」であると明確に理解しているため、策を練れば余裕で克服することが可能です。
恥を「超越」して「最強」へ
少しといったのに長くなってしまいました。
結論として私は恥を超越していわゆる
「最強」
になりたいです。
このブログでは私が恥を超越して「最強」になる道のりを記録していきたいと考えています。
ここまで読んだ方はお気づきでしょうが、この文章にも恥を感じています。
見返して恥ずかしくなるブログを読んで共に恥ずかしがりませんか?
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
またお会いする機会があれば、よろしくお願いします。ありがとうございました。